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第3章
第3章 – 4日目 – 鎮暈薬 (乗物酔い防止薬)と小児鎮静薬
めまい(眩暈)は、体の平衡を感知して、保持する機能(平衡機能)に異常が生じて起こる症状であり、内耳にある平衡器官の障害や、中枢神経系の障害など、様々な要因により引き起こされます。乗物酔い防止薬は、乗物酔い(動揺病)によるめまい、吐きけ、頭痛を防止し、緩和することを目的とする医薬品です。 -
第3章
第3章 – 3日目 – 眠気を促す薬と防ぐ薬
はっきりした原因がなくても、日常生活における人間関係のストレスや生活環境の変化等の様々な要因によって自律神経系のバランスが崩れ、寝つきが悪い、眠りが浅い、いらいら感、緊張感、精神興奮、精神不安といった精神神経症状を生じることがある。また、それらの症状のために十分な休息が取れず、疲労倦怠感、寝不足感、頭重等の身体症状を伴う場合もあります。 催眠鎮静薬とは、そのような症状が生じたときに睡眠を促したり、精神の昂かぶりを鎮めたりすることを目的に使用される医薬品です。 -
第3章
第3章 – 2日目 – 2 解熱鎮痛薬
1)痛みや発熱が起こる仕組み、解熱鎮痛薬の働き 痛みは病気や外傷などに対する警告信号として、また、発熱は細菌やウイルス等の感染等に対する生体防御機能の一つとして引き起こされる症状です。ただし、月経痛(生理痛)などのように、必ずしも病気が原因とは言えない痛みもあります。
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