アミノ安息香酸エチル– tag –
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第3章
第3章 -20日目 – 歯や口中に用いる薬
歯痛・歯槽膿漏薬 1)代表的な配合成分、主な副作用 歯痛薬(外用) 歯痛は、多くの場合、歯の齲蝕(むし歯)とそれに伴う歯髄炎によって起こります。歯痛薬は、歯の齲蝕による歯痛を応急的に鎮めることを目的とする一般用医薬品であり、歯の齲蝕が修復されることはなく、早めに医療機関(歯科)を受診して治療を受けることが基本となります。 -
第3章
第3章 – 18日目 – 皮膚に用いる薬(痛み、腫れ、痒みを抑える成分)
痒み、腫れ、痛みを抑える配合成分 (a) ステロイド性抗炎症成分 副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)の持つ抗炎症作用に着目し、それと共通する化学構造(ステロイド骨格)を持つ化合物が人工的に合成され、抗炎症成分(ステロイド性抗炎症成分)として用いられます。 外用の場合はいずれも末梢組織(患部局所)における炎症を抑える作用を示し、特に、痒みや発赤などの皮膚症状を抑えることを目的として用いられます。 -
第3章
第3章 – 12日目 – 痔の薬、泌尿器用薬
1)痔の発症と対処、痔疾用薬の働き 痔は、肛門付近の血管がうっ血し、肛門に負担がかかることによって生じる肛門の病気の総称で、その主な病態としては、痔核、裂肛、痔瘻じろうがあります。 -
第3章
第3章 – 9日目 – 胃腸鎮痛鎮痙薬、浣腸薬、駆除薬
1)代表的な鎮痙成分、症状を抑える仕組み、主な副作用 急な胃腸の痛みは、主として胃腸の過剰な動き(痙攣)によって生じます。消化管の運動は副交感神経系の刺激によって亢進し、また、副交感神経系は胃液分泌の亢進にも働きます。そのため、副交感神経の伝達物質であるアセチルコリンと受容体の反応を妨げることで、その働きを抑える成分(抗コリン成分)が、胃痛、腹痛、さしこみ(疝痛、 癪)を鎮めること(鎮痛鎮痙)のほか、胃酸過多や胸やけに対する効果も期待して用いられます。 -
第3章
第3章 – 4日目 – 鎮暈薬 (乗物酔い防止薬)と小児鎮静薬
めまい(眩暈)は、体の平衡を感知して、保持する機能(平衡機能)に異常が生じて起こる症状であり、内耳にある平衡器官の障害や、中枢神経系の障害など、様々な要因により引き起こされます。乗物酔い防止薬は、乗物酔い(動揺病)によるめまい、吐きけ、頭痛を防止し、緩和することを目的とする医薬品です。
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