クロルフェニラミンマレイン酸塩– tag –
-
第3章
第3章 – 18日目 – 皮膚に用いる薬(痛み、腫れ、痒みを抑える成分)
痒み、腫れ、痛みを抑える配合成分 (a) ステロイド性抗炎症成分 副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)の持つ抗炎症作用に着目し、それと共通する化学構造(ステロイド骨格)を持つ化合物が人工的に合成され、抗炎症成分(ステロイド性抗炎症成分)として用いられます。 外用の場合はいずれも末梢組織(患部局所)における炎症を抑える作用を示し、特に、痒みや発赤などの皮膚症状を抑えることを目的として用いられます。 -
第3章
第3章 – 16日目 – 眼科用薬
眼科用薬 眼の不調は、一般的に自覚されるものとして、目の疲れやかすみ、痒みなどがある。眼科用薬は、これらの症状の緩和を目的として、結膜嚢に適用する外用薬(点眼薬、洗眼薬、コンタクトレンズ装着液)です。なお、コンタクトレンズ装着液については、配合成分としてあらかじめ定められた範囲内の成分のみを含む等の基準に当てはまる製品については、医薬部外品として認められています。 一般用医薬品の点眼薬は、その主たる配合成分から、人工涙液、一般点眼薬、抗菌性点眼薬、アレルギー用点眼薬に大別されます。 -
第3章
第3章 – 15日目 – 鼻に用いる薬
鼻に用いる薬 急性鼻炎は、鼻腔内に付着したウイルスや細菌が原因となって生じる鼻粘膜の炎症で、かぜの随伴症状として現れることが多いです。 -
第3章
第3章 – 14日目 – 内服アレルギー用薬
1)アレルギーの症状、薬が症状を抑える仕組み どのような物質がアレルゲン(抗原)となってアレルギーを生じるかは、人によって異なり、複数の物質がアレルゲンとなることもあります。 食品(小麦、卵、乳、そば、落花生、えび、かに等) ハウスダスト、化学物質、金属 季節性の花粉(スギ、ヒノキ、ブタクサ) -
第3章
第3章 – 6日目 – 口腔咽喉薬, 含嗽薬
代表的な配合成分等、主な副作用 一般用医薬品の口腔咽喉薬や含嗽薬には、咽頭部の炎症を和らげる成分、殺菌消毒成分等を組み合わせて配合されています。なお、有効成分が生薬成分、グリチルリチン酸二カリウム、セチルピリジニウム塩化物等のみからなる製品で、効能・効果が「痰、喉の炎症による声がれ、喉の荒れ、喉の不快感、喉の痛み、喉の腫れ、口腔内や喉の殺菌・消毒・洗浄又は口臭の除去」の範囲に限られるものについては、医薬部外品として扱われています -
第3章
第3章 – 5日目 – 呼吸器官に作用する薬
咳や痰が生じる仕組み鎮咳去痰薬の働き 気道に吸い込まれた 埃や塵などの異物が気道粘膜の線毛運動によって排出されないとき、飲食物等が誤って気管に入ってしまったとき、又は、冷たい空気や刺激性のある蒸気などを吸い込んだときなど、それらを排除しようとして反射的に咳が出ます。このように咳は、気管や気管支に何らかの異変が起こったときに、その刺激が中枢神経系に伝わり、延髄にある咳嗽中枢の働きによって引き起こされる反応です。したがって、咳はむやみに抑え込むべきではないが、長く続く咳は体力の消耗や睡眠不足をまねくなどの悪影響もあります。 -
第3章
第3章 – 4日目 – 鎮暈薬 (乗物酔い防止薬)と小児鎮静薬
めまい(眩暈)は、体の平衡を感知して、保持する機能(平衡機能)に異常が生じて起こる症状であり、内耳にある平衡器官の障害や、中枢神経系の障害など、様々な要因により引き起こされます。乗物酔い防止薬は、乗物酔い(動揺病)によるめまい、吐きけ、頭痛を防止し、緩和することを目的とする医薬品です。
1